韓国合宿の陰で、国内では静岡県富士水泳場へ年末合宿へ行ってきました。
今回は残念ながら3人の参加でしたが、強化部長の野村先生にも指導を受けることができ、有意義なものとなりました。
現在日本の男子高飛の牽引している萩田選手や常葉大学の学生、静岡県の小中高校生に混ざって、練習させてもらいました。
中でも、キャプテンの倉知選手は5mで、205c、405c、624cと3種目の新種目を作りました!
仕上がりにはまだまだ課題は残りますが、今回意識したポイント継続して意識し、練習を続けて行けば、10mでの3回半も見えてきました。野村先生にもスパッティングを引っ張ってもらい、ありがたい激励の言葉をたくさんいただきました!
実現させるためには、入水技術を磨く必要が大いにありますが。
やはり、最終的には基本に戻ります。
*踏み切りの軸づくり
*回転の中心の意識
*回転からのカムアウト〜入水のラインナップ
安全に練習をするためにも基本はとても大事ですね。
小板橋選手は、3mや5mからも基本の練習(新種目も)をたくさんしました。そのせいで肩がパンパン、上がらないほど痛くなることもありましたが(。ŏ﹏ŏ)
最終日には、元気に飛べました。
何よりも小板橋選手は生活力が高いです!
3泊4日、同じ部屋でずっと一緒に過ごしましたが、時間の使い方、荷物の整理、勉強の時間、食事の取り方、練習ノートのまとめ方など、言われなくとも一番良くできます。
こういう選手は伸びますねヾ(๑╹◡╹)ノ”
眞塩選手は今回、膝の怪我があったため、プールは入水の練習のみ。
でも、私が現役時代、中国に合宿に行ったとき、地元ジュニアの選手は最初ずーーーっと入水の練習しかしてませんでした。そして、素晴らしいノースプラッシュを生み出す。
それを思い出しながら、眞塩選手には「水際の魔術師になりなさい」と言いながら地味な練習をさせました。
また、たっぷりトレーニングをしました。
膝が曲げられなくても、飛込選手がするべきトレーニングはたくさんあります。
だって、空中でタックを取る以外はすべて膝は伸びて、締まっているべきですもんね。
そして、韓国が焼肉やキムチならこちらも地元名産品をと思い、最終日のランチは、富士のB級グルメ「つけナポリタン」を食して帰ってきました。
これが美味しい☆
選手も満足のお顔です!
2016年締めくくりの練習として、富士組も頑張りました٩̋(๑˃́ꇴ˂̀๑)
今回の合宿で、やったこと、学んだ事、次に活かしたいことをしっかりと整理して、2017年を迎えましょう!!
7日間の初韓国遠征は無事に終了しました。
前回の遠征(茨城県水泳連盟のみ)では、怪我人や病人がでて思うような練習ができなたったと聞きましたが、今回はそういった事に苦しむことなく終われ、ホッとしています。
今回の遠征では得られるものが多過ぎて、整理していくのが大変なくらいです。嬉しい限りですが、それだけこれから解決していかなければならない課題が多いというとでもあります。
そして特に気になったのは、
選手の「自己管理能力の低さ」です。
「競技力の向上を妨げている最大の原因」がどこにあるのかを考えた時、異国の地で一週間、そして同部屋で、更に他チームの選手と比較しながら生活したことによって見えてきました。
「自己管理能力」とは、文字通り「自己を管理する能力」のことを言います。自分をどのように律し、管理し、そしてコントロールするか。もっと簡単に言うと、「自分の調子を上手に整えて思い通りに行動していく能力」のことです。
「自己管理能力」として代表的なものが以下の4つです。
①「時間管理能力(スケジューリング能力)
②「健康管理能力」
③「お金(収支)の管理能力」
④「生活管理能力」
①「時間管理能力(スケジューリング)についてです。
「6:45から朝練開始なら、自分なら〇〇分前には起きないと準備が間に合わないな」
「今は13:20。午後練は14:30から。宿舎からプールまでは歩いて5分。着替えてプールサイドに行くとなると、宿舎を14:15にはでた方がいいかな。となると、休憩時間は55分か。午後練のために仮眠をとろうと思うけど、午前練のアップでやったトレーニングメニューは記録に残しておかないと忘れそうだから書いておこう。15分は寝たいな。音楽を聴く時間も10分は欲しいし。だとすると、20分間でノートを仕上げればいいんだな。」
「今日は疲れたから22時には寝よう。今の時間は20時半。今日の練習を整理して明日に生かすためにも練習ノートは書こう。勉強もしないとな。風呂にも入って、歯も磨いて、明日の準備もしておいた方がいいだろう。そして、少し余暇時間も欲しいな。それぞれに要する時間を考えると、のんびりはしていられないな。」
上記のようにして、「集団で活動するために与えられた予定」と「自分のしなければならないこと」プラス「余暇活動」等を含めた「自分だけのスケジュール」をたてて行動していくことで、気持ちに余裕がうまれ、結果どの環境下においても自分というものを見失わずに練習できたり、想像以上の学びを得ていけるのだと思います。
しかし、自分の欲求ばかりを優先する姿。
先を見通そうとしない姿。
やらなければならないことを後回しにし、結局やらずして終わりにしてしまっている姿。
そのことで「わっ‼︎もうこんな時間‼︎」といった状況を自らつくりだしてしまっている姿。
結果、スケジュールに振り回された生活を送っていたように思います。
問題は、練習に取り組む以前にありました。
競技者として成功するであろう道からそれている事が伺えます。
これは、群馬選手に限ったことでした。茨城の選手は、このスケジューリングがしっかりとできているため、何事に対しても自ら行動することができています。雲泥の差でした。
スケジュール管理能力が低いと、未来の自分自身がボロボロになってしまうケースもあるようです。
例えば…
・期限を守ることができない。
・出社ギリギリになり準備が足りない状態で勤務をしてミスをする。
・やるべき仕事が短い時間の中に集約されてしまい疲れる。
・やるべき事を行えず後悔する。
・効率性がなく時間を無駄にする。
など、保護者の方々なら想像ができる事ばかりだと思います。
もう一度、見つめ直す必要があります。
今回、初の海外遠征を行なえたことは、本当に良かったと思います。
・韓国選手との異国間交流
・慣れない食事でも健康のために何でも食べるということの大切さ
・ベイシック、フィジカル、テクニカル等、一連の強化練習の充実
・自己や他者理解を深めるために行なったミーティング等
得られるものが多かった事は確かです。
韓国での気づきや学びは、決して今回限りで終えてしまうのだけは避けたいと思います!
今回積んできた努力は継続していきましょう!
最後に、遠征にかかる準備から金銭的なご負担など、ご理解とご協力をいただいた保護者の皆様には感謝いたします。
これからが大切だと思いますので、ご家庭でも上記の能力が備わっていくよう関わりをもっていただけたらと思います。
本当にお世話になりました。
2016/12/23より始まったKOREA SWONでの合宿も、4日目を迎えました。
今回、チームが合宿させていただいている京畿大學校(キョンギダイガッコウ)の施設は、もう「素晴らしい」の言葉に限ります。
この施設で一週間も練習ができるなんて、この上ない幸せです。
今回、声をかけてくださった茨城県水泳連盟には感謝の思いでいっぱいです。
選手には、「合宿をしていく上で培われる能力」はもちろん、「ここにきているからこそ学べること」など、得られるものは全て得て帰れるよう、アンテナ高く過ごしていきたいと思います。
出発の数日前に、大韓航空によるストライキがあり、
急遽、成田空港発の予定が変更になり、
羽田空港発のJAL便で現地入りしました。
しかし、そのハプニングの甲斐あって、機内は非常に快適でした♪
プラスに捉えます♪
京畿大學高の校舎↓
50mプール、飛込プール、体操競技場、
体育館等がある建物↓
学生寮↓
わたしたちがお借りしたところは、この一角です。
何にもない、シンプルな部屋です。
床暖がきいていて、とても快適です!
飛込プール↓
ドライランドとプールが隣接しているので、
全ての練習が効率よく行えます♪
飛込プール入り口↑
中高一貫の体育学校ということもあり、まだ太陽も昇らない時間から陸上競技場は朝練をする選手でいっぱいです。
内容も、抱っこしたり、肩車したりして走ります。
朝から体力メニューに励む光景は、驚きです。
食事は、寮の学食でお世話になっています。
日本の選手が来るということで、辛いものを少なくしたと聞きましたが、これです'(*゚▽゚*)’
辛さ十分です(笑)
週末は学食が休みなので、近くの店で食事です。
日本でいう吉野家的な店ですが、何を頼んでも辛いです(笑)
そして、辛いものがセットで付いてきます。
夕食は、焼き肉食べ放題にも行きました。
なんと、韓国では1100円で焼き肉を食べ放題出来ます!
練習を頑張りつつ、韓国を満喫しています♪
残りの日も、頑張ります。
H28年度のシーズンが終了しました。
本日は保護者やマスターズの方々にお手伝いいただきながら、プールの締め作業を行いました。
今年は雨や太陽光による劣化を防ぐためにシートを被せてくれました。案を出していただき、ありがとうございました。
そして、以前からどうにかしたいと思っていた倉庫内の整理整頓にも手をつけることができました。
「倉庫きれいにし隊」のメンバーです。
だいぶスッキリしました。
忍法「水深台活用収納術」を使うとこんな感じです!
作業終了後は、runのインターバル練習をして心臓を鍛え、練習は短めに。お昼は、保護者の方々に準備を進めていただきピクニック♪
全員が一つのシートで輪になって食事をするのは初の試みでしたが、楽しかったです。
昼食後は、ビンゴ大会♪
多くの景品を用意してくださった二木さんに感謝です。
大切に使いましょう!
この大会をもって、本クラブの2016年度の全ての競技を終了しました。
クラブの活動に関わってくださった全ての皆様方に感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
また、来シーズンに向けた練習が始まっています。
またよろしくお願い致します。
第71回いわて国体2、3日目の報告です。
まず、少年女子板飛び込み。
初日の高飛び込みに引き続き、近藤花菜選手が健闘!
227.70点で7位に堂々の入賞です。
多少のオーバーやショートなど、入水に乱れがあったため自身のベストスコアに届くような試合運びはできませんでした。しかし、大きな失敗をせずに最後まで飛んでこられた結果、貴重な2点を群馬県に入れることができました。
続いて、少年男子高飛び込み。
出場は倉知諄選手です。
大会前に体調を崩し、体力も筋力も低下した状態での出場だったため、今季ようやく10mに種目を上げられた3群と4群は難易率を下げて臨みました。
結果は、253.35点で12位。
試合中は、モチベーションを高くし、よく集中して取り組むことができました。4種目の205Cでは61.60点をマークし、自身初となる1種目で60点台。60点を超える評価をもらえたのは、彼にとっても自信につながったことでしょう。ここに至るまでには、たくさんの失敗がありましたが、その失敗があったからこそ、今回の成功があったのではないだろうか。
彼が掲げる「全国大会入賞」という目標達成には、まだまだ乗り越えなければならない課題が山積しています。来シーズンに向け本気で練習し、本気で直していく旅の始まりです。
本県最後のトリを飾ったのは、成年男子の後藤福寿選手。
群馬ダイビングクラブ出身で、現在は日本体育大学の4年生。
腰に大きな怪我を抱え、競技からしばらく離れていたため成年区分での国体出場は2年ぶりとなった。
痛みと闘いながら「群馬県のために」と後輩の前で堂々と演技してくれました。今回、身も心も立派になった後藤選手を指導し、成長した姿を間近で見ることができました。
結果は、成年男子板飛び込み255.40点で20位。
成年男子高飛び込み313.65点で11位。
どちらも周囲から高評価をいただけるような結果とはなりませんでしたが、「お世話になった群馬県のために」と、痛みに耐えながらよく頑張ってくれました。来週の日本選手権で演技ができるかどうか心配です。
第71回いわて国体の全ての競技が終了しましたが、飛び込み競技では10点を獲得しました。微力ながら群馬県と水泳連盟に貢献することができました。
来年は、愛媛国体です。
今年の成績や点数を上回れるよう、また練習に励んでいきましょう。
9月9日から盛岡市立総合プールで「いわて国体」(競泳・飛込)がスタートし、日頃よりお世話になっている群馬県に貢献するべく、飛込からは以下の4選手が8日未明に現地入りしました。
成年男子 後藤福寿選手
少年男子 倉知 諄選手
大竹玲央選手
少年女子 近藤花菜選手。
国体はどの選手も「県」の威信を懸けて臨んでいるため、普段の競技会とはまた違った雰囲気の中で行われています。
会場には、日頃より多大なるご支援やご協力をいただいている群馬県スポーツ協会の方々も応援に駆けつけていただき、選手にとっては大きな励みとなっています。
初日は、少年女子高飛び込みからスタートです。
出場したのは近藤花菜選手。
結果は、261.95と点数を重ね、見事6位入賞!!
中学3年生にして、高校生と互角な戦いを見せてくれました!
群馬ダイビングクラブよりエリートアカデミーに移籍してから3年がたちました。「結果を残さなければならない」というプレッシャーと常に戦いながら日々の練習に取り組み、その努力は確実に実を結び、そして今回、初出場でありながらしっかりとその大役を果たしてくれました。種目も全て10mに揃えたことは、彼女自身の心の成長でもあります。
10日に行われる3m飛板飛込にも期待します。
次に行われた競技は、少年男子飛板飛込。
出場したのは、大竹玲央選手でした。
結果は、311.40と自身のベストスコアを30点も更新し、
見事4位に入賞しました。
出場選手一覧をみても入賞できるかの所に位置していた大竹玲央選手でしたが、安定した試合運びをし、大健闘の順位で試合を終えることができました。
たくさんの時間をかけて、心技体の向上を図ってきました。
その成果が着々と実を結んできていることは間違いありません。
選手にとっては、辛いと「思う」事もたくさんありますが、
グッと耐え、本気で変わろうとしている姿がみられます。
彼の国体はこれで終わりですが、来週末には「日本選手権」が控えています。気を緩めずに、努力を積み上げていってほしいと思います。
8月17日〜20日の4日間、
広島県福山市のローズアリーナにて
インターハイが行われました。
本クラブからは、
前橋育英高校2年 倉知 諄
四ツ葉学園中等教育学校4年 熊木 流希
の2名が出場しました。
結果は、
倉知 諄 3m飛板飛込 227.20 24位
熊木流希 3m飛板飛込 229.20 23位でした。
倉知 選手に関しては、昨年度より種目の難易率を大幅に上げてからの会場入り。今年の夏は、本人自身もオーバーヒート寸前の所で日頃の練習に臨み、各種3回半及び2回半種目に挑戦してきました。
ここまで種目を揃えられるとは、
本人による努力の賜物です。
練習では、精神的にも肉体的にも本人にとってはかなりハードな課題を課してきましたが、よく逃げずに取り組んできました。
まだ、その種目をこなすことで精一杯な状態で、
「どう綺麗に飛ぶか?」や、細かい動作に意識を傾けて飛びきることができていない分、伸びしろは十分にあります。
後は、本人の意識の問題です。
試合終了後はミーティングにて、その意識の確認をしました。
全国入賞を果たしたければ、今の努力で満足していてはいけないんだ…!と、現状を把握して前向きに努力を積み上げていってくれること願っています。
熊木 選手に関しては、膝に抱えた故障により満足に練習ができない状態での出場でした。インターハイでは、全競技を客席から見ていました。
どんな事を思っていたのでしょうか?
来年、全国のライバルと同等に戦うために、やる事は明確です。
熊木 選手についても、ミーティングにてしっかりと確認しました。
後は、本人の意識の問題です。
期待しています。