実りある大会となりました。
会場までの交通費や現地での宿泊費等、
金銭的に負担が大きい関西選手権です。
それだからこそ、結果がでないと、
「何のために行ったの?」と思ってしまいがちです・・・。
今回の目的は、複合的でした。
日本選手権の出場権を得ること。国体の標準点を突破すること。
全国大会でしか顔を合わせることのない西日本の選手と競い合うことと、交流すること。
今回、目に見える目標は達成する事が出来ませんでしたが、
関西選手権に出場したからこそ得られたものもたくさんありました。
まず一つ目に、選手の大きな成長を感じられたこと。
上達の手応えを感じることができました。
飛び出し技術、空中動作、入水技術等、高飛びも板飛びも今までとは違った出来栄えで試合を終えてくれました。
素直に嬉しかったです。
しかし、上には上がいます!
試合に出場したからこそ得られる、他県の選手から受ける刺激。
そして、成長過程だからこそ、次の課題が見えてきます。
一つの課題をクリアするごとに、また新たなる課題がでるため、
時には、「何のためにやっているんだろう・・・」と迷う事もあるでしょう。選手にとってはそれがきつい事かもしれません。
そんな時、努力の源になるのが、自分のたてた目標です。
自分はこうなりたい!
結局、どんな時でも、この気持ちが強い人こそ頑張れます。
自分から立ち向かっていけるのです。
勇気のいることだけれど、一緒に頑張っていこう!
時間のかかる事もあるけれど、一つ一つコツコツとやっていこう!
二つ目は、2名の選手のアピール。
群馬にはこんな選手がいます!というアピールはとっても大切。
今回の出場で、少しは他県のコーチに顔を覚えてもらえたかな。
大分のコーチからは、「次は負けないぞ!」という声もかけてもらえました。
関西選手権最終日の成績です。
14ー15歳飛板飛込 熊木流希選手が4位。これは健闘!
本人は相当悔しがっていました。私も悔しかったけれど、
本人のレベルとしてはベストな飛込を見せてくれました。
本人の悔しがるその姿を見て、次は勝たせてあげたい!と思いました。
この悔しさが君を成長させます!
12ー13歳高飛込 大竹玲央選手は3位。力およばず・・・。
板では勝つことのできた大分の2名の選手に負けてしまいました。
これは完全なる力の差です。
次会うのは全国中学。
これからは、この力の差を埋めるための練習です。
絶対にリベンジしよう!